最近、
ふと、思い出したんで、この詩を紹介してみようかなと。
白血病で亡くなった地元の女の子の詩です。
−命− 宮越由貴奈
命はとても大切だ
人間が生きていくための電池みたい
だ
でも電池はいつか切れる
命もいつかはなくなる
電池はすぐにとりかえられるけど
命はそう簡単にはとりかえられない
何年も何年も
月日がたってやっと
神様からあたえられるものだ
命がないと人間は生きられない
でも
「命なんかいらない。」
と言って
命をむだにする人もいる
まだたくさん命がつかえるのに
そんな人を見ると悲しくなる
命は休むことなく働いているのに
だから 私は命が疲れたと言うまで
せいいっぱい生きよう
- 作者: すずらんの会
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2002/11/01
- メディア: 単行本
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